山口県川棚にて、素材から創造する陶芸家のサイト

黄孫窯とは

※ 黄孫窯(こうそんがま)

当工房の名称です。

当工房は、樹齢100年を越える銀杏の樹の下にあります。

銀杏は別名「公孫樹」といいます。窯名はこの「公孫樹」の名前に由来しています。

 

所在地: 山口県下関市豊浦町大字川棚高砂3930


※ 黄孫窯ことはじめ


黄孫窯は1台の蹴轆轤(ケリロクロ)から始まりました。


沖縄で作陶の仕事をしていた36年前、蹴轆轤を作っていた「知念木工」に出会いました。
そこでは沖縄の地松を材料に使っており、本土の松より粘りがあり、重く感じました。
オーナーは、とても“人の良いおじさん”で、自慢話も交じりつつ、
仕事場の説明を楽しく話してくれました。

 

その後、川棚に帰省し、地元の大工さんから“古い家の松の木の梁”を譲り受けました。
「知念木工」へ持ち行き、蹴轆轤に生まれ変わりました。
山口育ちの松ですが、made in 沖縄です。


その蹴轆轤を川棚へ持ち帰り、家の片隅に置きました。

近隣にある色々な土を採取してきては湯呑を作りました。
まだ窯は無かったので、唐津の友人の窯で焼いてもらいました。


ここ川棚の地には、樹齢100年を超える銀杏の木があったので、

作品にしるす窯印には、銀杏の「葉型」を用いました。

 

工房としての準備が整ったのは、その1年後。
この誕生から、「黄孫窯」と至るには、更に後のことになります。